2011年03月27日

地震から2週間

地震発生から2週間が経ちました。

今なお、とても厳しい生活をされている方々、ライフラインの復旧、原発関連、様々な方々が身を削り頑張っておられるのをみて、本当に頭が下がります。道路とか線路とか急ピッチというスピードを超えた早さで復旧しているニュースを聞いて、本当に何事だと思いました。家帰るとかそういうレベルじゃなく動いてくださっている人たちのお陰以外何ものでもない。すごいな。本当にすごいな。

とても嬉しいことに、連絡がつかなかった東北の知人から生きているという連絡をもらいました。津波が目視できるところまで来たそうです。家族も無事で家も残ったものの、逆に避難所ではないために物資が届かないと、かなり厳しい生活をしているとのことでした。断水、電話もネットも不通。周りは瓦礫と遺体安置所があるだけだといいます。

早速、共通の知人と連絡をとってチームをつくり、ローテーションで救援物資を送ることになりました。宅配便も機能していないので郵便やレターパックを使って細々とですが、送っています。それぞれの生活もあり、できることできないことありますが、できるだけのことはしていきたいと思っています。

ミラージュのお陰でいろいろなところに知人、友人がいるので、今回あちこち連絡を取ってみたところ、すでに被災地への援助を行っている人や地震で機能停止したサービス、業務を急ピッチで修復している人、いろいろいました。また、このときに被災地域でないところでも品薄になっているところがあるという話しも聞きました。私の母も福島在住の知人に必要な物資を送ったとのこと。本当に広い範囲で救援活動が行われているなあと思いました。


ちなみに私の住む場所では、平日計画停電があるのですが、夜の時間帯に停電するときはまっくらだと家までたどり着けないので、停電が終わる時間を見計らって帰るようにしています。

電車は通常ダイヤの7〜8割程度で運行していて、私の通勤帰宅にはそんなに影響はありません(路線によっては人が多くて大変のようです)。会社はほぼ通常どおりですが、計画停電中はなるべく残業をせず早めに帰るようにし、お昼休憩の時間は完全に消灯して、窓から入る日の光でご飯を食べています。会社によっては業務中も完全消灯にしているようですが、私の業態では灯りがないと仕事ができないもので、それが精一杯といったところです。

外食やお弁当業者はほぼいつもと変わらず動いてくれているので、スーパーやコンビニの品薄はまだまだ解消されませんが、お昼はお弁当を買い、夕食は軽くうどんとか牛丼とか食べて帰ったりしている人もいます。余震もだいぶ減りましたが、細かな地震はまだあります。会社が高層階なので、ちょっとの揺れでもすぐわかり、地震酔いもなかなか治りません。

液状化の被害にあった地域を除けば、首都圏はだいぶ機能を取り戻してきたように思います。でも、今まで通りではありません。これが結構くせもので……

今までと変わらない風景、多少不便だけど何とかなる程度の生活、余震はあるけど物が壊れたりするほどではない、という大きくはない小さな変化というものに、知らない間に少しずつ疲れさせられているようです。いつもより仕事時間短いはずなのに、体がとても重い。疲れている。気が何となく張ったまま……私の周辺、街を歩く人々の顔も、一番切迫していた最初の1週間を抜けてすごく疲れているように見えます。少しの変化や不自由だから大丈夫だと思っていることが、逆に危なっかしいなと思います。

同じように、今回地震自体の被害には遭わなかった地域の方々にも、テレビやインターネットで流れる地震のニュースに日々、心を痛めている方もおられると思います。産業的にも福島原発の影響で、九州電力管内の玄海原発が一部再開を見合わせたり、車両の部品を製造する工場が東北にあり、そこが被害を受けたためJR西日本が間引き運転をしなくてはいけなくなったり。様々な影響が、西の方にも広がっています。

もちろん、甚大な被害を受け、今なお厳しい生活を送られ、大切な人を亡くされた方々と私は比べようもありません。

しかし、じゃあ被害を受けなかったから100%大丈夫かというと、そうではないと思います。疲れている自分に気づき、それを認めることが必要なのではと思います。わずかな体や心の変調も長期に及べばそれなりのことになります。

ご飯をちゃんと食べる。笑う。人と話す。趣味のことをやる。でも、震災の情報はきちんと把握し、自分ができることはやる。そのバランスを取るのは非常に難しいと思います。被災地の人々が悲しみにくれる映像を見て、そのあとに楽しめることをして笑う。なかなかできることではありません。沈んだ気持ちを抱えて遊びに行くってのも難しいでしょう。不謹慎なのでは、という思いもずっと心の中でチラチラしています。でも、ずっと悲しみに沈んで閉じこもっていてはいけないんだろうと思います。笑いにもいろんな種類がありますが、いい笑いは生きるための力になります。いい力を生み出す原動力になります。

「がんばろう 日本」というスローガンは決して大げさでもなく、今回の地震は、被災地域のみならず国全体で(あるいは国を越えた範囲で)取り組まなくてはならないのだろうと、この2週間を経て思いました。日々仕事をしていても、これが被災地のためになるのだろうかという無力感に駆られることもなくはないです。ニュースで嘆き悲しむ人の姿を見ても、駆け寄って助けることもできない自分が馬鹿みたいに見えます。でも、日々の仕事、ニュースに目を向け続けることが、直接ではなくても巡り巡って、何かを支える力にわずかでもなるのではないかと、今はそう考えて日々を暮らしています。

自分は無力だと思って落ち込んだところで、何かを助ける、支える力にはなりません。ものすごい力はさすがに持っていないけど、ちょっとぐらいは何かあるんじゃない?という気持ちでやっていこうと思います。ちょっとぐらいの力でもそれが10人、100人集まればそれなりの力になるじゃないかとか。たとえ0コンマの可能性でも、それを拾っていきたい。そう思っています。
posted by アヤ at 00:27| 雑記

2011年03月16日

買い占め反対ポスター

あちこちで買い占めが起こり、品不足が続いています。
とはいえ、今日、街を歩いたら一時のパニック状態よりは落ち着いてきたような感じがしますが。
新型インフルエンザのときのあれを思い出しました。

食料もそうですが、ガソリンなどは深刻です。物資を届けたくても届けられない。
もしかしたらの事態に備えるのは、とても重要なことですが、今は譲り合いましょうぜ。まじで。

素晴らしいポスターをみつけたので、ここにも貼っておきます。
数値的に正しいとかどうとかより、このポスターの大意に賛同したい。

再掲載OKとのことなので、遠慮なく。制作者様、ありがとうございます。

www.dotup.org1430893.jpg

制作者はこの方(http://twitter.com/#!/stam_mats2)です。
posted by アヤ at 23:39| 雑記

2011年03月14日

震災について

3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震について、犠牲になられた方に心から冥福をお祈りします。そして、現地で厳しい避難生活を送られている方々、救助を待たれている方、救助のために夜を徹して動かれている方に、お見舞いと応援の気持ちでいっぱいです。

津波の直接的な被害はなく、建物の大きな倒壊などがなかったところでも、停電や断水、交通網の混乱など、決して楽観視できない状況が続いております。

余震も続いています。原発の問題を含め、震災はまだ終わっていません。

どうか、どうか一人でも多くの方の命が繋がりますよう、また繋がった命が消えてしまわないよう、私たちは、最善などではなく、代替案などない、たったひとつの正解を慎重に、しかし迅速に導き出し、実行しなくてはならないのだと思います。

何かしたい、私を含めそう強く思っておられる方は大勢いらっしゃるでしょう。どうかその想いは、現場の人々の「声」を真摯に受け止めたうえでの行動に現してください。過去の震災では、混乱している現場に不要な「支援」物資を送ったり、現地に入って混乱をさらに招いている人が残念ながら発生しました。被災者のために何かをしたい、という想いはエゴであってはなりません。

何もせずにじっと正しい情報を待ち、そのときが来たら行動する。何もせずに待っていることが、何かをすることになるのだと、それは今この瞬間に私自身にも言い聞かせていることです。


私自身は、地震発生当時勤め先の社内にいました。高い建物だったということもあり、人生で初めて机の下に潜らなければ危険だと感じる揺れを体験しました。交通機関が麻痺したとき、帰宅は控えて会社に残るようなアナウンスもありましたが、高層階の社内では余震の影響が強く、元々乗り物酔いをしやすい私は気分が悪くなり、ここにはいられないと判断しました。

私は会社から自宅まで歩くと5時間くらいかかるため、現実的ではないと判断し、徒歩1時間半ほどで着ける都内在住の友人宅にお世話になりました。歩いていく途中、ほかの帰宅途中の皆さんもただまっすぐに、となりの人に気を遣いながら歩き続けていました。お店もさすがに営業はしていなくても、トイレはご自由にどうぞと開放しているところがいくつもありました。

友人宅にたどり着いたものの余震が続き、テレビを見れば被害の大きさがふくれあがっていくばかりで、夜をこのまま過ごすのに多少の不安があったため、近くの区の避難所に友人と二人で向かいました。避難所は大きな体育館で、すぐに毛布が配られました。職員の人が手慣れた様子で毛布を一人一人に配布し、毛布が入っていた段ボールを解体して、それを床の上に敷くように配布していました。

夜の間に緊急地震速報メールが何度となく届きました。館内では誰も騒いだりせず、ただ静かに夜が空けるのを待ちました。明け方、うつらうつらしていた目を開けて、館内の様子を見ると、誰に何を指示されたわけではないのに、集まった人々がきれいに整然と並んで横になっていました。

これを冷静さと呼ぶのか、我慢強さと呼ぶのかわかりません。ただ、日本はなんて国だろうと、深いところからわき上がってくるような深い静かさに、心が震えました。


夜が開け、走り始めた電車に乗って帰宅しました。幸い、同居中の妹や近所に住まう親戚にも大きな被害はありませんでした。どういうわけか、私の部屋などは、積み上げていた本の山さえくずれておらず、棚の上のぬいぐるみが転げたくらいでした。ほかに散らばっていた物は、出かける前からそこに転がっていたし……と。立地なのか建物の構造なのか理由は不明ですが、いずれにしても、運がよかったのだと思います。祖父だけ10階に住んでいるので、その分、室内は荒れ放題でしたが。

帰ってきてほっとする暇もなく、地震の前日に亡くなった大叔父の葬儀に出かけ、斎場も3階4階が随分被害に合っていました。葬儀で会ったもうすぐ90歳の大叔父など、やはり戦争やいろんなものをくぐり抜けてきた経験者だからなんでしょうか、精神的にもピンピンしていました。返って一世代下の60歳前後のじいさま(おじさま?)達がおろおろしておりました。

日曜日は、震災後初めてちゃんと布団で眠って起き、会社に行きました。金曜日に放りっぱなしできた仕事を片付け、夜に帰宅したらスーパーの棚がガラガラでした。米も野菜もすっからかん。停電が予定されていたので、冷凍食品とか保存がきかないものは残っていましたが。とりあえず、何か買っておこうと思って、小麦粉と白玉粉とあずき缶と砂糖を購入。ガスがあるから原材料さえあれば、あとは何とでも。水は停電の時間はタンクが止まるので不自由しますが、それ以外は動くのでそんなに問題はなく。

そして、今日。電車が全面停止な路線があったりし、会社が休みになりました。クライアントの被害状況などの把握もできない状況で仕事を進められないのも理由のひとつではあると思います。会社の近くに住んでいる人たちは出勤して仕事をしていますが、私は出勤しても帰れない可能性もまだあるため、出勤を断念しました。経済活動をできるだけ続けることが、今の自分にできることなので仕事をできないことが本当につらいです。会社に行かないと何もできない。明日には行けるだろうか。行きたいな。


節電に関して、原発に関して、その他諸々の被害状況に関して、さまざまな情報が飛び交い錯綜しています。
不安から不満を訴える人もいるでしょう。気持ちはわかる。でも、今できうる限りのことをそれこそ必死でやっている。寝る時間を削って、疲労を訴える体を酷使して、戦っている人たちがいるんです。必死じゃないはずがない。そこへの批判や反省が今、この瞬間に人を助けますか?救うことができますか?批判をすることで、今この瞬間に何かが良い方向に変わりますか?クレーム対応をさせるために、彼らの大切な労力を削り取っていませんか?それが、誰かの命を削ることにつながることを理解していますか?

今は、応援してひたすら待つ。間違っても批判は今じゃない。それは後回し。

これを読んでくださっている方、どうか周りのそういう方に優しく声を掛けてあげてください。いつもは冷静な人でも不安や悲しみから、そういう言動をしている人がいるかもしれません。私の伯母もさっき話したらそういう状態でした。(本当に心底おバカちゃんというのも実際にいますが。官邸での会見中にヤジを飛ばす記者とかね。そういうのはもう構っている時間と労力ももったいないので放っておきましょうね)


もうすぐ地震発生から72時間が経ちます。テレビで津波に飲まれ、壊滅的と報道された地域に知人がおり、今も安否は確認できていません。一人でも多くの命が助かり、厳しい状況下で生活を続けている方々が少しでも楽になりますように。

人一人の力は微力ですが、無力ではないと信じています。
情報が混乱を極める中、自分がどうしていくのか迷いに迷いますが、周りを見て情報を集めて、きちんと自分の頭で考えて、行動していきたいと思います。これから、まだ長い間楽ではない状況が続きます。

被災されなかった方、どうかいつも通りに過ごしてください。いつも通りってすごく力になります。経済的にも、精神的にも。本当にそう思います。電気の不足で、たとえ建物も人も元気でも、いつもの通りにはやっぱりいきませんから。皆さんのいつも通りは、私を含め、いつも通りには働けない私たちの支えになります。萎縮しないでください。何も出来ないと自分を責めないでください。私たちがいつも通りを取り戻すまで、どうかいつも通りを支えていてください。そして、現地の声に耳を傾けて、少しだけ手を貸してください。

今の私にできることは、節電と募金と、仕事。あと祖父の顔を見に行くこと。あとは…なんだろう。

節電効果のある方、米は炊飯器じゃなくてガスで炊きませんか? 炊飯器ってすごい電力使ってしまうらしい。私は子どものときから圧力釜で炊いております。簡単です。土鍋だったら、冷めてもうんまいご飯が炊けるし。電力の問題はこれから長い時間かかるので、ぜひぜひトライしてみてください。節電いっぱいできたら、停電なくなって、医療施設とか自宅介護の人とか大丈夫になるから。節電で人の命が助かるんだもの。まだ寒いけど、家の中でもダウン着てすごせば大丈夫だし。頑張る。


ということで、いっぱい書いたら気持ちが落ち着きました。長くなり過ぎました。そして、ああ、電力使ってしまった。ごめんなさい。
しばらく更新はストップさせていただきますが、元気で頑張っていきたいと思います。こんなときに病気になんかなってられない。それでは、またもうちょっと状況が落ち着いたらご連絡いたします。個別の連絡が滞っていたのですが、だんだん落ち着いてきたので、ぼちぼちお返しいたします。もうちょっと待っていてくだされ。

それでは、この辺で。


(追記)
正午の赤ブーブー通信社の発表で、東京ビッグサイトが安全を期すため会場の貸し出しをやめたことから、春コミは中止になったとのことです。そのため自動的にサークル参加はなくなりました。大変残念ですが、それだけの状況であることは間違いないと思っています。命ある限り、またやればいいんだ。ひとまずのお知らせでした。
posted by アヤ at 14:00| サークル情報
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